五頭連峰 五頭山(912.5m)
三ノ峰コース〜本峰〜三ノ峰〜五ノ峰〜旧スキー場 GPSLOG | どんぐりの森キャンプ場 |
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三ノ峰コースの登山口、雪はありません。 | 450m位から雪を踏む |
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ナラ枯の残がい・落木にも注意が必要。事故回避は登山者の責任だ。 | 三ノ峰の避難小屋 |
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菱ヶ岳方向へ続く縦走路 | 松平山方向 |
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新潟東港の火力発電所の煙突・その先は日本海 | 五ノ峰の鐘 |
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旧スキー場のリフト トップ・・・何だか嫌な風景だなぁ | 下山しました。あちこちで、こういうスキー場跡地が増えるのでしょうか? |
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個人山行 散策
日 時 平成22年03月22日(月)
参加者 単独
行き先 五頭連峰 五頭山
天 候 曇り
気 温 22日 6.0度〜7.6度 (気象データは新潟08:00〜12:00)
風 速 4M〜6M (気象データは新潟08:00〜12:00)
現地、風はデータより強い
風 向 W〜WNW〜NW〜WSW〜W
目 的 体調コントロール
装 備 日帰春山低山
登はん用具:なし
雪山用具として、Wストック、ワカン
ナビ用品:GPS・地図・シルバコンパス・マップポインター
防寒具:カッパで代用・フリース
コースタイム 事 柄
07:10分 自宅発 コンビニに立ち寄り、買物
07:45分 駐車場所 (215m) 菱ヶ岳登山口の一つ上のP
08:00分 駐車場所発
08:07分 どんぐりの森発 (270m)
09:30分 三ノ峰 (870m)
09:54分 本峰 (912.5m) 直ぐに戻る
10:10分 三ノ峰 (870m)
10:17分 五ノ峰 (850m)
10:28分 赤安分岐 (730m)
10:50分 砂郷沢分岐 (598m)
11:03分 リフトトップ (520m)
11:21分 林道に出る (255m)
11:26分 駐車場所 (215m)
データ
TP積算距離 8.83km
TP移動時間 2:43
移動平均速度 3.2km
全体平均速度 2.5km
総上昇量 939m
以上GPSデータ
概略
春の彼岸にあたる3月の3連休。大陸起源の爆弾低気圧が土曜日から日曜日にかけて広範囲に強風をもたらし被害を出した。
ボクの所属会の会山行パーティーもエスケープルートで下山。大先輩のOIIさんも鳥海にスキーに行ったものの強風で退却を余儀なくされた。
ボクは土曜日は仕事で、日曜日は事務所で少し用があり、連休最終日はどうしたものか?と思案していた。
今日の風では明日、頼母木を考えても、せいぜい三匹穴で風で追い返されるし、二王子でも油こぼしから上は難儀するだろうし
焼峰ノ頭から先の様子も興味があるけど、強風時は少し躊躇われる・・・・・など、土曜の夕方思案していたところ、会の田中さんから、明日午後から
東スポなじですか?とのこと・・・・それなら、午前中に久しぶりに五頭に行き、午後から東スポに行こうとなった。
記録
朝起きると、風は収まりつつあるようだが、上ではまだ吹いているだろうな?という感じのお天気だが、雨、雪に濡らされる感じはない。
気温が低いので雪面は堅いだろうことは想像できるが、ピッケルは要らないだろうと置いて行く。
コンビニで行動食を買って登山口向かう。駐車場は菱ヶ岳の登山口Pの少し上。どんぐりの森の下。
旧スキー場までは途中には少し雪が残り車は厳しい。
準備をして歩き始める。どんぐりの森のキャンプ場には少し雪が残るが登山道には雪はナシ。
450mより少し下から雪を踏む。時折吹く風が冷たい。
振り返ると、新潟平野〜日本海まで良く見える。時折、風華のように少しだけ雪が舞う。
三ノ峰の避難小屋は未だ雪の下だけど、もう直ぐ露出するだろう。
とことこ歩いて、本峰。菱ヶ岳、松平山方向は良く見えるけれど、残念ながら飯豊方向は雲を集めてその姿は見えない。
この、五頭山の三角点は展望に優れないためか、訪れる方は少なめではないだろうか?
寒いし、風もあるので、さっさと引き返す。
三ノ峰まで戻り、五ノ峰へ。
ここから、旧スキー場を通り下山する。砂郷沢との分岐から少し先がイメージと合わず、ピークの度に地図で確認する。
厳冬期ホワイトアウトすると正しい方向に自信が持てないかもしれない。
もっとも、ボク自身あまり使わないルートなので余計にそう感じるのかもしれない。
旧スキー場のリフトトップに出る。各地でスキー場の閉鎖の話を聞く。このような光景が各地で散見される様になるのか?
寂しいという気持ちと、この様に長期間放置されている人工物を撤去する為に公の資金が使えないものだろうか?
実に厭な風景である。
などと、ここで滑った小学生の時分を思い出しつつ下山した。
自宅に戻り、シャワーを浴びて東スポに向かった。
※ カシノナガキクイムシによる枯死したミズナラの立ち枯れが多いが、降雪、強風での落木が増加すると思います。
落木には十分注意しましょう。少なくともどうあれ、こうあれ登山者は自己責任、受忍の法則に従い
行政により整備される必要ない場所(山岳)に立ち入るのでその責は登山者自身に帰すべきと思います。
少し誇大な表現であると思うけれど、登山者には山岳エリア(国民の共有財産である国有林・官山)を
自由に歩く権利がある。(一部、法律、条例で制限がある)自由を有するという裏側には自分の安全は自分で確保する義務を負う。
と、いうことに他ならないと思う。自分の不注意でつまらない事故をおこし、行政訴訟となり、行政が委縮し立入禁止で決着という
一番つまらない結果は避けなければならない。
登山者は自分の行動に責任を持つ義務があり、その対価として山岳地帯(国有林・官山)を自由に歩く権利を享受できる・・・・
ボク個人的にはそう、解釈している。
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